月の見たモノ

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事故

junとケーキを焼いたり、お餅を丸めたりするための作業台が必要となった。

「ちょっと待ってて。作業用の大きいテーブル出すから」
そう言って私は奥の納戸へ入った。

立てかけてあったテーブルを持ちあげたら、思った以上に重たい。
「おっとっと・・・・バランスを失いどんどん後ろへ倒れて行く。

どこかにつかまろうとするのだけど、両手はテーブルを持っていてふさがっているので、ただもう・・・ゆっくりと・・・スローモーションのように・・・後ろへ倒れた。

狭いうえに、たくさんの物が詰まっているので、足場を探すのだって大変な場所。
そこへ尻もちを大げさについたような状態で、物と物の間にグチャグチャと挟まって、さらにテーブルが私の上に圧し掛かって来ていた。

「jun~~~~~っ!」私の声はむなしく納戸の中に響く。
リビングからはミキサーと餅つき機の音がうるさいくらい洩れていて、私の声が届くはずもなかった。

しかし、私は自力で立ち上がるスペースが無いのだ。ただもう、テーブルを押さえ、自分の全体重を尻が受け止めていた。

足は・・・足先は・・・なんと、テーブルの下になっていて、重たいテーブルが私の足をしっかりと踏みつけている。足を動かす事もできない。

「jun~~~~~~~~~~~っ!jun~~~~~・・・・お~~~~いっ!おいっ!助けてっ!助けろっ!jun~~~~~~~~~~~っ」

何回叫んだだろう・・・。やっとのん気な声のjunが返事をした。
「なぁに~?呼んだ~?・・・あら?どこ?」
「ここ・・・私・・・動けなくて・・・・助けて・・・」

納戸の中の私を見つけたjunは、ちょっとパニックに。
「やだ!ちょっと!何してんの?」
「ちょっと・・・手をかして・・・動けない・・・」

急いでテーブルをどかし、私の手を引っ張った。
「手をこっちへ・・・フンッ!あ・・・重い・・・無理!体重っ!
最後の単語は絶叫だった。

「こっちの手を引っ張って・・・」
逆の手を出して引っ張ってもらい、やっと納戸から救出された。

「なんか・・・・ちょっと・・パニックになったわ・・・。そのせいだと思うんだけど、最後に私ひどいこと言ったね」
「えっ?あぁ・・・体重っ!って言ったね。なんか諦めてもう助けてもらえないのかと思ったわ・・・」

「体重っ!」という声を思い出して、二人でお腹を抱えて笑った。

家の中にいても、こんな事故が起きるのだから恐ろしいものだ。
そして体重が重たいからって、救出を諦めてはいけない。いや、少しは軽い方がいっか?(笑)
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by syu1212h | 2012-12-28 18:48 | 日々の事