月の見たモノ

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失敗の経験

今朝主人を会社に送っていく時につけていたラジオからの声に、何だかウルウルしてしまった。

その話は老人のデイケアなのか、老人ホームなのか、そういう所で働く若い女性からの投稿だった。

色んな老人がいて、人気のある人、反対に人気のない人。二つに分かれるそうだ。そして、人気のない老人の話題は、いかに自分が若い時にすごかったか・・・という話をいつもする。

聞いている人も最初は「すごいですねぇ」なんて言ってるんだけど、そのうちにうんざりしてきて、単なる「自慢話」になってしまっている。

逆にいつも人が集まって人気にある老人は、自分の失敗した話ばかりする。いかに自分がバカな失敗をしたか、失敗の経験談ばかり。この話は聞いている人たちから笑い声があがり、話している人も楽しそう。失敗の経験を越えておだやかな今がある。

話を聞いていたら、老人が「若い時の失敗はね、年老いてからの笑い話。たくさん失敗しておきなさい」と言ったそうだ。良い言葉。

私はこの話を聞きながら、junの顔が浮かんだ。彼女の口から自慢話なんて聞いた事が無い。そしてやっぱりjunも自分が失敗した話をしては、私を大笑いさせるのだ。

私たちの頭はどこか繋がっているので、junが「この前の・・・」と笑いだしただけで、私は何が言いたいのか全て承知していて、ひっくり返って笑ったりする。それはもう日常茶飯事。暗黙の、言葉のない会話である。

ところが先日は、運転している私の横、助手席のjunが「あ、そうそう・・・・ん?あれ?」と、言った後
「あのさ、私今何話そうとしてた?」と、平然と私に尋ねる。

「・・・・・それはね・・・・いくら私でも・・・・わからん・・・・だってさ、ひとつもヒントがないよっ!わかるわけないじゃんっ!」
「そうだよね・・・あはははは・・・そりゃそうだわ・・・・」

こんな失敗も二人で話せばやっぱりひっくり返って大笑いするのだ。

失敗は楽しい。老人になった私たちはきっといくつもの失敗した話をしては大笑いできる。

失敗で笑った話はここにもあったね(笑)
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by syu1212h | 2013-01-13 12:36 | 日々の事