月の見たモノ

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イチニ、イチニ

今日は私たち双子姉妹の誕生日。

子供の頃父が
「おまえたちは、二人で『イチニ、イチニ』って力を合わせて生まれてきたから
12月12日生まれなんだよ」と言った。普段父と話す事もあまりなく、
お誕生日だけは無理して家で祝ってくれた父の言葉は子供心にとても響いてきて、
そうか・・・私たちは双子だから12月12日に生まれたんだ・・・と大きく頷いたものだ。

ある日双子姉妹と知り合いになり、得意げに
『12月12日生まれでしょ?』と聞くと、彼女たちはポカーンとした顔で首を横に振り
父の言葉がメルヘンであったことを知った。

46歳最後の日にH&J Galleryの作品を雑誌で数点取り上げて頂く事が決まり
それはとても大きなプレゼントのようだなぁと嬉しかった。

見開きで10ページほどにもなるという私たちのページについて
打ち合わせがあり、その時のjunが手の中にあるものを全て差し出している姿が
本当の彼女の姿だなと感動した。

「ケチりたくなる気持ちはあるよ。だけどね、八丈島のあの人を想ったの。
きっとあの人なら「いいよ、いいよ」って全て差し出すでしょ。
そう思ったらね、これでいいって思えたんだ」

私は自分の作品をなかなか出せなくて、
打ち合わせをしているうちにやっと出してみようかなと思えた。
junの作品は掲載が確定だけど、私の方はまだ未定だ。
だけど掲載されてもされなくても、こういうお話を頂いただけでありがたいなと思えた。

46歳の私たちは自分たちがしているものを「仕事」と言っていいのか不安だった。
だけどこれからはもう少し自信をもって「仕事」と言っていいような気がした。

毎日の注文をこなしながら「来年は制作計画表を作ろう」と話している。
47歳の私たちができること、まだありそうでワクワクしている。

今夜は主人と懐石料理を食べに行く。
週末には子供たちが中華街でお祝いしてくれることになっている。
ありがたいな・・・。

振り返れば46歳は素晴らしい歳だった。
思った通りの幸せがどんどんやってきてくれた。娘の結婚も、junの病気の回復も
H&J Galleryの仕事もこの1年の中で見てきた素晴らしい出来事だ。

毎日北側の窓の景色を見ながら「幸せだな・・・」と、つぶやいた。junと二人で毎日。
「なんなの?合言葉なの?」と笑いあった。

「あ、お誕生日おめでとう」junが言う。「あら、あなたこそおめでとう」と私が笑う。
また二人で笑い合いながら歳をとるのだ。生まれる前から一緒の私たちがまた一緒に歳をとる。

Happy Birthday!
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by syu1212h | 2013-12-12 15:24 | 日々の事